「運命峠」のⅢ「乱雲」、Ⅳ「暗夜剣」、シバレン節絶好調で、一気に読み切りました。
豊臣秀頼のおひろい、秀也救出の爲、柳生宗矩の屋敷に乗り込んだ秋月六郎太でしたが、御前試合にて宮本武蔵と勝負を決することになります。しかも、甲賀七兵衛に目潰しの毒をくらって、盲目のまま武蔵との立会いに望むことになり...結末は、悲痛なようですが、そうではない気がします。
天下道人の宮本武蔵への一喝がいいです。
教えずして殺すは之を虐といい、戒めずして成を視るは之を暴とい、令を慢りて期を致すは之を賊という。...
まず人間として生まれかわって参れっ!
小人目め!
あるいは、
死刑執行人は、いつの間にか、死刑執行そのものに、異常な情熱をたぎらせていて、世が平和になって、死刑がなくなるのをおそれるようになる。死刑執行の任務は、
おのれが死ぬまで、つづけなければならないので
あった。いわば、凶器に近い執念にとりつかれている。
は、まるで今の法相に対して言っているみたいです。
運命峠Ⅲ・運命峠Ⅳ/柴田錬三郎
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